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News Connect あなたと経済をつなぐ5分間 #ニュースコネクト· Staffel 1· Folge 1607

【10月21日】火星衛星探査機MMX打ち上げ成功。5年後のサンプルリターン目指す

Dienstag, 20. Oktober 2026 · 7 min

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Shownotes

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間
1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。
▼出演:
野村高文(Podcastプロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)
x.com/nmrtkfm%E2%81%A0%E2%81%A0%E2%81%A0%E2%81…
▼支援プログラム「Chronicleサポーター」については、こちらをご参照ください。
chronicle-inc.net/support
note.com/t_nomura/n/n43e514e703b4?fbclid=IwZXh…
▼参考ニュース:
Trump's approval falls to record low of 31% as midterms near, Reuters/Ipsos poll finds
reuters.com/world/us/trump-approval-falls-reco…
MMX公式
mmx.jaxa.jp
About H3 Launch Vehicle
global.jaxa.jp/projects/rockets/h3
スペースデータ、CSO兵頭龍樹博士が予測した「フォボスの砂に混ざる火星のかけら」JAXA火星衛星探査計画MMXに関する研究成果を紹介
spacedata.jp/news/202610_hyodo_mmx
NASA to Help Unlock Mysteries of Mars’ Moons in Upcoming Mission
science.nasa.gov/directorates/smd/planetary-sc…
MMX factsheet
esa.int/Science_Exploration/Space_Science/MMX_…
Mission blasts off for Mars to grab a piece of its moon
bbc.com/news/articles/cmvgxvkv54w1o
Mars’ two tiny moons shouldn’t exist. A new mission has launched to reveal their secrets
edition.cnn.com/2026/10/19/science/japan-mmx-m…
Japan launches historic MMX sample-return mission to Mars' moon Phobos
space.com/space-exploration/launches-spacecraf…
▼Podcast Studio Chronicle公式サイト
chronicle-inc.net

LISTENで開く (listen.style/p/smbslbmi/ywbgmtry)

Transkriptvom Podcast bereitgestellt · Zeitmarken springen hin

おはようございます。2026年10月21日水曜日、ニュースコネクトあなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティの野村高文です。 この番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドがかかるニュースを解説していきます。 朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけて嬉しいです。 さて、ロイターとイプソスの最新の世論調査によりますと、トランプ大統領の支持率は31%となり、1期目と2期目を通じて最低水準となりました。 2月のイランへの軍事攻撃以降、ガソリン価格が高騰し、トランプ氏の経済運営を支持しない国民は68%に達しています。 また、今日選挙が行われるとしたらどちらに投票するかを尋ねる調査でも、民主党が47%、共和党が35%と民主党がリードを広げました。 ちなみに今週の土曜版では、中間選挙が与える今後の世界への影響について、専門家の方へのインタビューを配信したいと思います。 ほぼ2週間後の11月3日に迫ったアメリカ中間選挙ですが、アメリカ国員は何を選び決断するのか、世界の注目が集まります。 さて今日は宇宙開発に関する話題です。 20日にJAXA宇宙航空研究開発機構が、世界初となる火星県からのサンプルリターンを目指す探査機MMXの打ち上げに成功しました。 ロケットは打ち上げから1時間11分後に探査機を正常に分離し、火星へと向かう軌道へ投入することに成功しました。 探査機の機体重量は燃料を含めて4.5トン、打ち上げにはJAXAと三菱重工業が開発したH3ロケットが使用されました。 探査機はこれから10ヶ月かけて惑星間空間を飛行し、来年8月に火星県に到着する計画です。 この探査機MMXの正式名称はMartian Moons Exploration、日本語にすれば火星衛星探査です。

その最大のミッションは火星の周りを回る2つの小さな衛星、フォボスとダイモスのうち、内側を回るフォボスに着陸し、表面の砂や岩石を採取して地球に持ち帰ることです。 火星の衛星がどのように誕生したのか、これについてはこれまで2つの説が議論されてきました。 1つは小惑星が火星の重力につかまったとする捕獲説。 もう1つは火星に巨大な天体が衝突して飛び散った破片が衛星になったとする巨大衝突説です。 この謎を解明するためMMXはフォボス周辺にほぼ3年間滞在します。 高度な観測機器で地形や物質の分布を調べた後、最後にはフォボスに2回着陸し、専用の採取装置を使って10g以上の砂を採取する予定です。 順調にいけば2030年に火星県を離脱し、2031年にはサンプルを収めたカプセルがオーストラリアの砂漠地帯に帰還することになります。 海外でもこのことは大きく報じられていまして、革新性に賞賛が寄せられています。 イギリスのBBCはインクレディブリーアンビシャス、信じられないほど野心的。 アメリカの宇宙メディアスペースドットコムはジャパンズグラウンドブレイキングミッション、日本の画期的な計画。 そしてNASAもパラダイムシフティングと評価しています。 さらにこのミッションでもう一つ注目されるのが、フォボスの砂にわずかに混ざっているとされる火星由来の物質です。 フォボスがどのように誕生したかは先ほど触れた通り諸説ありますが、いずれの場合も火星のすぐそばを回り続けています。 そして日本の惑星科学の研究者によるシミュレーションによりますと、 火星に隕石が衝突して宇宙空間に弾き飛ばされた岩石が過去5億年にわたってフォボスに降り積もっていることが予想されています。

この予想に基づけばフォボスの砂には火星由来の物質が0.1%程度含まれていると推測されています。 MMXが10gのサンプルを持ち替えた場合、そこには火星から飛来した粒子が30個程度は含まれることになります。 地球で見つかる火星の隕石は火星から飛び出す際や地球に落下する際に強い衝撃を受けています。 一方でフォボスに届いた火星由来の岩石は比較的弱い衝撃しか受けていないと考えられています。 そのため、火星の古い環境を記録した物質や生命の痕跡が残されている可能性に期待が寄せられています。 この計画にはNASAアメリカ航空宇宙局やヨーロッパの宇宙組織も参加し、国際協調体制で臨んでいます。 NASAは様々な協力をしていますが、中でも注目されるのが、ごく弱い放射線を観測することで、砂がどんな元素から構成されているか、遠くから分析できる装置です。 この装置はMars Moon Exploration with Gamma Rays and Neutronsという名前ですが、日本の計画ということも意識し頭文字を取ってMEGANEという略語で呼ば れるところはアメリカらしいユーモア精神を感じます。 一方でフランス国立宇宙研究センターとドイツ航空宇宙センターは、IDEFIXという小型の探査車を開発しMMXに搭載しました。 この探査車はMMX本体が着陸する前にフォボスに投下され、極めて重力の小さい環境下での移動や地表の観測を行うことになっています。 またESA、欧州宇宙機関も通信機器や治療局からの支援などで協力しています。 MMXプロジェクトの根底にあるのは、日本がこれまでに培ってきたサンプルリターンの技術です。

過去にも何度かこのニュースコネクトでも取り上げました。 初代ハヤブサが小惑星イトカワから微粒子を持ち帰り、ハヤブサ2が小惑星リュウグから有機物や水を含む貴重なサンプルを回収したことで、日本のサンプルリターン技術は世界的に高い評価を得ました。 重力が非常に小さく、未知の環境である天体に着陸して自律的に岩石を採取し、再び地球へ帰還するそのプロセスは数多くの失敗と経験の蓄積のように成り立っています。 今回のMMXは、軌道制御が複雑な火星圏でのサンプルリターンという難易度の高いミッションに臨みます。 ハヤブサやハヤブサ2で確立された日本独自の技術が、この世界初の火星衛星探査にもしっかりと継承されています。 今回のニュースでは、MMXの打ち上げに際して日本の国産ロケットが使われたことも重要です。 今回使われたのはH3。現在、世界の宇宙開発競争が激化する中で、他国のロケットに依存せずに探査機や衛星を宇宙へ運ぶ能力、いわゆる宇宙への自律的なアクセスを維持することは、科学技術だけではなく安全保障の面 でも極めて重要です。 今回の打ち上げ成功は、日本が自ら探査機を宇宙へ送り出す能力を持っていることを改めて示す成果となったといえます。 ニュースコネクト、お相手は野村貴範でした。 番組の感想は、ハッシュタグ、カタカナでニュースコネクトをつけて、Xに投稿ください。 もしこの番組を気に入っていただけましたら、ぜひフォローいただけますと嬉しいです。 それでは、良い1日をお過ごしください。

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